カメラスタンドを選ぶ上で一番最初のチェックポイントは資料の大きさを決めることです。
資料の大きさがわかると、必要な支柱の高さがわかります。ただし、支柱の高さはあくまでも選定上の便宜的なもので、正確には資料からカメラ止めネジまでの長さを確認してください。(この資料からカメラ止めネジ位置までの長さを引きといいます。)
また、透過光BOXを使用する時はこのBOXの高さも加えてください。
電子カメラの場合、スチルカメラと異なり、標準レンズの焦点距離が長くなっています。(スチルカメラの中望遠ぐらいになっています。)したがって、同じ大きさの資料でも電子カメラではスチルカメラの倍くらいの距離が必要になります。
また、特別に設計されたレンズでないと焦点の合う最低距離が1メートル以上あり、また、短い距離で大きな資料をこなすため、ワイド系のレンズを使用すると、像が歪む弊害が出てきたり、近接させるためにクローズアップレンズを使用すると、支柱は短くてすみますが、精密描写に欠ける等の欠点があります。そのため、ご使用になるカメラとレンズの性能をよくお調べになってカメラの引きを割り出してください。
重量はスタンドの堅牢性(台板も含めて)と操作性に関連してくる事柄です。カメラのカタログには、カメラ本体の重量が記載されているのがありますから、これにレンズ重量も忘れずに加えてください。
カメラスタンドには、それぞれ標準仕様としての台板が付属されています。(一部の製品にはついていません。)
これもユーザーのご希望で標準仕様以外の台板を選ぶこともできますし、また、台板無しでの出荷もいたしますからユーザーの使いやすい方法を選ぶこともできます。
なお、支柱を固定する方法としてデスクタイプの製品もありますので、いずれかの中からお選びください。
用途、使用目的で標準仕様の製品だけの機能では十分でないところは、その機能を補う製品が豊富に揃っていますので、これらをカメラスタンドに取り付けてください。
今までの事柄のチェックがすみましたら、設置場所と設置スペースの確認をしてください。せっかくお選びいただいたものが予定していたところに入るかどうかの確認です。
この際、オペレーターの入る場所、ライティングのために必要なスペースも十分考慮することが大事です。
また、窓際とか室内灯の真下など、条件の悪いところは設置場所としては不適当ですが、どうしてもこのような場所しかない場合には、この悪条件を防ぐ商品がありますので、スタンドと一緒に選定品目に加えてください。
計算式のLのところに表1の中から候補のカメラスタンドのAの数字を入れて計算してください。 大体の撮影範囲がわかります。
(レンズの主点はレンズの絞りリングのあるところを目安にしてください)
使用カメラがわかっている場合、bの寸法がわかりますから、正確なLが算出できます。
